VSAN ObserverのWebインタフェースの注意点
VSANのパフォーマンスを計測するためのツール「VSAN Observer」をさわっていて困ったことがあったので記録。
Webインタフェースの実行コマンド
vsan.observer ~/computers/cluster -r -o
コマンドで観測を開始させた後、指定されたURLにアクセスすればWebUIを閲覧できます。
そのはずなのに、画面にはメニューしか表示されない。
いくつか環境構成を試してみたところ、以下の条件が必要であることがわかりました。
- アクセスする端末のブラウザは新しいものを使用すること
- アクセスする端末はインターネット接続可能であること
ブラウザの確認は2種類だけ。まずIE8ではダメで、Firefox ならOKだった。下記URLを見ると「Google Chromeのようなモダンなブラウザを使え」とあったのに気がついて、ようやく理解した。
vSphere 5.5: Using RVC VSAN Observer Pt1
http://www.punchingclouds.com/2013/09/02/vsphere-5-5-using-rvc-vsan-observer-pt1/
WebUIにはグラフ描画用などの用途でWebAPIが使用されており、インターネットに繋がらない環境だとグラフは一切表示されなかった。
ここらへん、ローカルな環境で確認していたのでしばらくわからなかった。 でもIE使ったときにセキュアサイトの登録ウィンドウが出てきた時点で気づくべきだった・・・。
自社の評価環境などで構築する場合には気をつけましょうという話でした。