Writing Virtual Life

仮想化(VMware)などについて、重箱の隅をつつくタイプのブログ。

Win版vCenter Server 6.5の起動サービス

 vCenter Serverは5.1、5.5、6.0、6.5と大きなアップデートのたびにコンポーネント構造が変わっています(SSOやInventory Serviceなど)。
 その関連かと思っていますが、Windows版vCenter Serverのサービスの項目数はバージョンによってよく変動します。
※ここでいうサービスはWindowsOSで見える”サービス"を指します。
 Web Clientで見えるシステム構成のサービスとは異なります。
 
vCenter Server 6.0では20個ほどの個々のサービスが表示されていましたが、6.5になって一気に集約されました。
具体的には”VMware Service Lifecycle Manager サービス”のみ。
 
 
vSphere 6.5 以降では、すべての vCenter Server サービスと一部の Platform Services Controller サービスが、VMware Service Lifecycle Manager サービスの子プロセスとして実行されます。
 
つまり、昔のバージョンにあったような”VMware VirtualCenter Server"がなくなっています。
この意識で見てしまうと「vCenter Serverが見つからない、インストール失敗していた?」と思ってしまいかねないのでご注意ください。
 
なお、機能毎に分かれたサービスは以下KBが参考になります。
・vCenter Server 6.x のサービスを停止、開始、再起動する方法 (2111168)