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仮想化(VMware)などについて、重箱の隅をつつくタイプのブログ。

Apache Struts 2脆弱性(CVE-2017-9805、CVE-2017-9793など)とVMware製品の影響について

9月5日頃、Apache Software Foundationから「Apache Struts 2」に関する脆弱性3件に関するアドバイザリが公開されました。そしてVMware社側でもその事項に関するナレッジを公開しています。
 
 
VMware Response to CVE-2017-9805, CVE-2017-12611, and CVE-2017-9793 in Apache Struts (2151626)
※KB削除のため
VMware Response to CVE-2017-9805, CVE-2017-12611, and CVE-2017-9793 in Apache Struts (2151608)
 
VMware社自身の調査により、合致するVMware製品は現在見つかっていません。
上記脆弱性の原因となるStruts RESTプラグインをそもそもインストールしていないため、合致しないそうです。
 
とりあえずは安心と考えておきますが、こういうセキュリティ系のKBは不定期に更新される可能性があるので、しばらく監視しようと思います。
 
以下本脆弱性に関する参考:
 
今回挙がっている脆弱性とは、CVE-2017-9805、CVE-2017-9804、CVE-2017-9793の三種類。
特に9805は”Critical”に分類されるため、もし該当すればパッチ対応などが重要となっていました。
 
Apache Struts2脆弱性対策について(CVE-2017-9805)(S2-052)
Apache Struts 2」に危険度の高いRCE脆弱性、修正バージョンの適用を推奨